■ ID | 97 |
■ 種類 | 論文 |
■ タイトル | 建設廃木材中の金属−外観によるスクリーニング及び表面と内部の濃度分布− Metal in construction waste wood Screening of metal-contaminated waste wood by external appearance and distribution of metal concentration from surface to core |
■ 著者 | 渡辺洋一
埼玉県環境科学国際センター 倉田泰人 埼玉県環境科学国際センター 小野雄策 埼玉県環境科学国際センター 細見正明 東京農工大学工学部 |
■ 出版元 | (社)環境科学会 |
■ 出版年 | 2005 |
■ 誌名・巻・号・年 | 環境科学会誌、Vol.18、No.5、469-480、2005 |
■ 抄録・要旨 | 建設廃木材の大部分を占める解体廃木材には、木材の防腐処理に使用されたCCA等の薬剤や一部の塗料顔料に含まれる有害金属、および使用中あるいは解体時に付着する金属等が含まれる。解体廃木材70試料の外観および金属分布を調べたところ、金属類は廃木材の表面に多く分布していること、解体廃木材表面の色相と金属含有量には密接な関係があることが明らかになった。すなわち、緑色、黄色、黒色等の内部と著しく異なる色相の解体廃木材の表面には高濃度の金属が含まれること、高濃度の砒素及び銅は防腐処理剤、クロムは防腐処理剤と塗料、鉛は塗料に由来することなどが明らかになった。 |
■ キーワード | *廃材, 建設材料, *木材防腐剤, 重金属汚染, ヒ素, クロム, 濃度分布, 色相, 汚染監視 |
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